ダイエットにおける食事の考え方①
●カロリー編
ダイエット(減量)をするうえで
最も重要なのが「食事」です。
糖質制限や朝バナナ、MTCオイルなど
いろいろなダイエット方法(300種類以上あるらしい)
が世の中にはありますが
基本ベースはカロリーの支出(摂取カロリーと消費カロリーの差異)
で決まります。
いくら糖質を摂らなくても
他の栄養素でカロリーを多く摂取すれば
当然、体重は増えます。
今回は、 カロリー のお話。
まずは、摂取カロリーと消費カロリーについて知っておいた方がいいでしょう。
【摂取カロリー】
タンパク質(protein)・・・4kcal/g
脂質(fat)・・・9kcal/g
炭水化物(carbohydrate)・・・4kcal/g
三大栄養素といわれる、これらの栄養素にのみカロリーがあり
(アルコールを除く)そのバランスをPFCバランスといいいます。
【消費カロリー】
①基礎代謝
生命維持の為のエネルギー。
呼吸や内臓など、寝ていても消費する。
②生活活動代謝
活動して消費するエネルギー。
運動や仕事、歩いたり。
③DIT(食事誘導性熱産生)
食事をするときに消費するエネルギー。
消化吸収による内臓の働き。
DITは栄養素によって消費するエネルギーが異なり、
タンパク質 30%
脂質 4%
炭水化物 10%
のエネルギーを使います。
これらの事から
高タンパク低脂質なPFCバランスにすることが
最も効率の良いカロリー支出になることがわかります。
もちろん、
ビタミンやミネラル、食物繊維も考慮して
お食事は構成するべきですが
第一段階としては、ここを押さえておくといいでしょう。
では、昨今の糖質制限ブームはなんなのか
パーソナルジムのスタンダードになっているのはなぜなのか
次回の記事では糖質についてお話します。