ダイエットにおける食事の考え方②

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ダイエットにおける食事の考え方②

●糖質制限

糖質制限をしてきた方の多くは

炭水化物を摂取することに抵抗があります。

 

糖質制限が良い悪いというのではなく

メリットデメリット、合う合わないを

考慮した上で判断すればいいのです。

 

【メリット・合う人】

・短期間で減量しやすい

・食事コントロールしやすい

・糖質代謝が低い人(お腹に脂肪がつきやすい人に多い)

 

 

【デメリット・合わない人】

・炭水化物を食べるようにシフトした際2~3kg増量する

・集中力の低下、疲労感

・中長期的にボディメイクをする人

 

 

解説すると、

糖質(グリコーゲン)は体内で水分と結合し

筋肉と肝臓に蓄えられます。

個人差はありますが、

質量にして2~3kgです。

 

つまり、この分の増減は

糖質を抜くか、入れるか次第です。

 

 

体内の糖質が尽きると、脂肪を主原料として

ケトン体 という糖質の代用品を作ります。

痩せる という点に関しては嬉しいことですが

ケトン体は糖質の80%の能力しかありません。

 

脳のエネルギー源は 糖 です。

つまり、脳の働きが低下するので

集中力の低下や疲れやすくなる

といった現象は起こってしまいます。

 

 

糖質制限が食事のコントロールがしやすいというところですが

炭水化物を抜けばおのずとカロリーも抑えられることになるので

食べ過ぎ防止にもなります。

食材選びも穀物や根菜などを省けばいいだけなので簡単です。

 

 

糖質代謝が低い人 に関してですが

生まれ持って三大栄養素の代謝優位というものが決まっています。

長くなるので、ここに関しては今度お話しますね。

 

 

最後に、中長期的にボディメイクする人は

糖質制限は基本的にはオススメしません。

 

なぜなら

半年以上ダイエットする場合

糖質制限をしてもしなくても

カロリー支出が同じ条件であれば

結果に差がない

という答えが証明されているからです。

 

結果が同じになるであれば、

わざわざ糖質を抜く必要はないですよね。

 

 

以上のことをふまえて

糖質制限をやるやらないを判断することをオススメします。

 

 

ちなみに、多くのパーソナルジムが

糖質制限を実施する理由は

・短期間で結果がでやすい

・食事コントロールしやすい

この2点が大きな理由です。

 

 

すでに長期間、特別な理由もなく糖質制限をされている方は

どこかのタイミングで徐々に切り替えていくことをオススメします。